・一般紙に掲載されました!「象牙質知覚過敏症」について。

本会の安田 登理事長(歯科医師)、同会スタッフの深川 優子歯科衛生士らの執筆記事が一般誌に掲載されました。掲載内容は「象牙質知覚過敏症」についてです。

「象牙質知覚過敏症」とは厄介な病気です。むし歯でも歯周病でもないのに、「歯がしみて痛い!」。とくに冷たい水にしみる、風に当たってもしみる、電気が流れるような刺激もあります。
しかし、むし歯でも歯周病でもないので、私たち歯科医療従事者は、患者さん程、深刻にこの疾病と向き合ってきませんでした。

一方、患者さんは、大層不安になり、一刻も早く痛みを止めて欲しいと訴えられます。だからと言って、抜髄(知覚を無くすために歯の神経を抜く)処置をするのは、ちょっと待って!
「象牙質知覚過敏症」は、適切な診断・処置を施せば、しみなくなりますし、神経を抜く必要がないので、歯の延命をはかることができます。

適切な処置の第一段階として、普段使用されている歯磨剤の変更をオススメします。「知覚過敏」専用として、市販で手に入るものに、「シュミテクト(グラクソ・スミスクライン)」というものがあります。この歯磨剤には、知覚過敏抑制に効果がある「硝酸カリウム」と「フッ素」が配合されています。
また、プラークコントロールが上手にできないために、お口の中が不潔になり、しみることもよくあることです。このように、知覚過敏症は、歯磨剤を変更したり、ブラッシングに留意したりするだけで、生体の正常な免疫力により、通常、2、3週間で症状は治まります。これでも症状が治まらない場合は、第二段階として、刺激を物理的に遮断するためにセメント等で被覆する方法もあります。詳細は、「生活習慣病のコーナー」「象牙質知覚過敏症」でも解説されております。掲載された一般誌も併せてご覧ください。

≪雑誌名≫
安田歯科医師「SAY」11月号:青春出版社
深川歯科衛生士「おはよう奥さん」11月号:学習研究社