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去る11月23日〜24日、2日間の日程で、福岡(都久志会館)で第2回歯科衛生士学術大会が開催されました。
今回、深川は、当会のスポンサーであるグラクソ・スミスクライン社の依頼により、ランチョンセミナーに招聘されました。テーマは「欧米で注目されている第3の疾患"Tooth Wear"とは?」です。"Tooth Wear"とは、我が国では馴染みのない言葉ですが、欧米では10年前より研究が盛んに行われています。
う蝕は減少し、歯周病も適切なセルフケアとプロフェッショナルケアの両立で、予防管理が可能になりました。そこで、新たに注目されることとなった第3の疾患が、"Tooth Wear"です。これは、う蝕原因菌によらない歯質表層の実質欠損であり、「酸蝕」「摩耗」「咬耗」が属します。中でも「酸蝕」は、炭酸飲料、果実発酵食品などに含まれる酸により、歯質が減ってしまうという、食生活に密着した疾病といえます。このような疾病が増加した背景に、食生活の欧米化、長寿化、残存歯の増加などが挙げられます。つまり予防管理により残存歯が増加し、長生きすることにより、歯を生活に使用するという点で、様々な影響を受けることになるのです。
そして「酸蝕」は、知覚過敏の発症要因でもあります。今秋、知覚過敏専用歯磨剤(シュミテクト)を販売しているグラクソ・スミスクライン社から、新しい酸蝕予防の歯磨剤「PROエナメル」が発売されました。http://hagashimiru.jp/C-4.html
臨床経験の豊富な歯科衛生士であるなら、"Tooth Wear"の兆候を見つけることは可能です。しかし、"Tooth Wear"の概念を知る者は少ないため、ランチョンセミナーでは大変注目され、学会関係者よりお褒めの言葉を頂戴した程です。また他2社よりも早くチケットが無くなり、立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。
2008年は、業界誌「歯科衛生士」に"Tooth Wear"に関しての連載が開始することから、一大ブームになりそうな予感がします。
歯科衛生士 深川 優子
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