・タンポポは『ライオンの歯』

春になると道端や野原に可憐な黄色い花を咲かせるタンポポは、原産地を北アジアやヨーロッパに持つキク科の植物です。葉の形のギザギザがライオンの歯に似ていることから西欧では「ライオンの歯」と呼ばれています。英語でdandelionといいますが、これはもともとフランス語のdent-de-lionから来ています。dentは歯、lionはライオンですから、そのまま訳すと「ライオンの歯」となるわけですね。

 このタンポポ、ハーブティーとして飲むととても健康によいそうです。体内の毒消し、腫れ物消し、利尿作用、リウマチ、黄疸などなど・・・。 知らなかったですねえ。それとタンポポコーヒーって知っていました? この道のツウの方たちには常識なのでしょうけれど、正直言って私は始めて聞きました。こちらの方は根を利用して、これを煎じて飲むそうです。カフェインが入っていないので飲みやすいそうですよ。ふーん!今度やってみようかな?

 タンポポは北海道開拓時代に食用として輸入されたらしく、このほかにもサラダ、タンポポ酒なんかもできるのだそうです。お酒のほうは梅酒なんかと同じで、いろいろなリキュールにタンポポを入れて10日間漬け込んだあと、タンポポを取り出し3カ月くらい熟成させるのだそうです。

 何か歯にちなむよもやま話をと思って、フランスにいたとき仕入れた「ライオンの歯」の話を書き始めたのですけれど、何だかタンポポそのものの話のほうが面白くて、こんなよもやま話になってしまいました。

(安田 登:DandelionというHPからたくさん情報をいただきました)