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| ■その他のお口に関する問題 | |
| 口内炎(その2) | |
口内炎についてはこのHPでも「お口の悩みQ&A」で少しお話しましたが、ここではもう少し詳しく説明してみたいと思います。 わたしたちが普通に思い浮かべる口内炎は、アフタと呼ばれる小円形の潰瘍です。粘膜の表面が壊死して剥がれ、潰瘍になり、その潰瘍の周囲は赤く、潰瘍面は白っぽい滲出液で覆われています。そして自発痛、接触痛、刺激物がしみる、などの症状があります。少しえぐれた部分に粘膜が再生すれば症状は消えるので、放置していても1〜2週間で治ることがほとんどです。痛みが強い場合は、患部を清潔に保ち、軟膏を塗布することにより、潰瘍面への刺激が遮断され、治癒を促進させることはできます。 口内炎は粘膜で覆われているところは何処にでもできますから、歯肉も舌もそして唇や頬の内側もすべて発生部位として考えられますね! ちなみに多発場所は皆さんも経験があると思いますが舌や唇のようです。 その他の口内炎としては単純疱疹(ヘルペス)や手足口病等の水泡を生じる疾患もあり、水疱が破れれば潰瘍を形成し、アフタなどと同じような治癒経過をたどります。帯状疱疹、天疱瘡などもあり、水泡性疾患として分類されます。 ところで、こんな経験はありませんか? 同時に複数のアフタができ、それが治ってはまた別の場所にできることもあります。これを再発性アフタと呼びます。ちょっと痛そうな話ですが、潰瘍がいくつか癒合して次第に大きくなると、当然、症状も強くなり、食事が困難になります。そして口の中全体がただれ出血し、高熱、頭痛、倦怠感などの症状がある場合には、全身症状の回復をはかるために入院や点滴などを行う場合もあります。治りにくい口内炎としては扁平舌癬があり、特徴としては左右の頬粘膜に見られることが多く、潰瘍よりやや浅いびらんを生じてその中に白く網状の模様を呈します。さらにこのような時もあります、同じ場所に3〜4週間以上潰瘍が存在しつづけるのであれば、口内炎ではない他のものである可能性も考える必要があり、難治性潰瘍である悪性腫瘍を疑うこともあります。悪性腫瘍の潰瘍とまぎらわしいものは、義歯等の刺激による口内炎です。これは褥瘡性潰瘍とよばれ義歯の調整で治癒することがほとんどです。しかし長期間経った潰瘍は、深くやや硬いものもあり、判断が難しいこともあります。この他、刺激物や高温の食べ物による熱傷などにより一時的に粘膜がただれてできること、心理的なものが関係して特に潰瘍がないのになぜか痛みを感じることがあります。また、様々な症状を考え合わせて自分で心配してしまう方もいます。 現代は情報が多すぎると感じられる時もあります。情報をいかに整理して自分の健康に役立たせるかが重要ですが、なかなか難しいようです。そのような時にはあまり悩まないで歯科医院で相談してみてください。 |
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