■入れ歯でもよく噛めます
はじめに

最初はほんの小さなむし歯だったのに、それも歯医者さんに行って治したはずなのに同じところが何度も何度も悪くなって、しまいには抜歯になってしまったなんていうことがありませんか? もちろん歯医者さんが手抜きをしたなんてことではないのです。実は歯の病気というのは程度の差こそあれそういうものなのです。皆さんはむし歯を治されたつもりでも、歯医者さんは治したつもりでも、実際には怪我が治るのとはまったく状況は違うのです。ですから再発することは極端な言い方かもしれませんが、"日常茶飯事"なのです。

一度歯が抜けてしまえば、今度は両側の歯を利用してブリッジを作るのが一般的ですが、これが悪くなったら今度は部分入れ歯です。そして最後は総入れ歯ですね。もちろん皆が皆そういう道をたどるというのではありませんが、多いことも事実です。でも、そうそう嘆き悲しむことはありません。入れ歯でもよく噛めますよ。自分の歯と同じようにとはいかないかもしれませんが、十分に噛めます。それも残っている自分の歯の本数が多ければ多いほどよく噛めます。部分入れ歯というものですね。

そして、総入れ歯になったからといってもまだまだあきらめてはいけません。だいたい、日本の入れ歯技術は相当なものですし、何といっても実用的な入れ歯としては最古のものは日本で発見されています。16世紀くらいのものですが、日本は木彫による仏像作りが盛んでしたが、この技術を活かして入れ歯を作っていたのですね。石や動物の骨を削って作っていた、見せかけだけの西洋の入れ歯とは比べ物にならないくらい素晴らしい入れ歯でした。

余談ですけれど、1ドル札に描かれているアメリカ合衆国のワシントン大統領は入れ歯が合わなくていつも悩んでいたそうですね。だから、あのような仏頂面になっているのだそうです。

入れ歯にならないことが一番。ですけれど、入れ歯になったとしてもまだまだあきらめてはいけません。最近、よく耳にするインプラント(人工歯根)、この技術もものすごい勢いで進歩していますから、乳歯、永久歯に次ぐ第3の歯とも言われています。うまくいけばそれこそ新しく歯が生えてきたと思われることでしょう。

そんなわけで、キーワードは部分入れ歯、総入れ歯、インプラントを挙げておきます。