・役員のプロフィール
平沼 克己 (ひらぬま かつみ)
1960年  東京都出身
1988年  愛知学院大学歯学部卒業
1988年  東京医科歯科大学歯学部 第一補綴学教室 入局
1991年  東京医科歯科大学医用器材研究所 有機材料部門(主任教授 中林宣男)専攻生
1993年  日立製作所ソフトウエア事業部 健康管理センタ歯科 勤務
1998年  歯学博士(愛知学院大学歯学部)

「クエン酸で脱灰された湿潤象牙質への接着」
この研究は、不明な点が多かった湿潤象牙質への接着を解明するため行った。
象牙質表層を10%クエン酸水溶液(10-0)または10%クエン酸・3%塩化第二鉄水溶液(10-3)で脱灰、水洗後湿潤状態を保ち、4METAのアセトンプライマーを塗布し、ミニダンベル型接着試料を作製した。試料の接着強さの測定と破断面の観察、SEMにより樹脂含浸象牙質の存在とその性質を調べ、検討したものです。
10-3によりスミヤー層を除去した象牙質には、乾燥状態、湿潤状態を問わず良質の樹脂含浸象牙質(脱灰象牙質が介在していない)が得られることを初めて報告した論文です。

 最近、「健康」という言葉とよく遭遇するようになりました。というより、「健康」という言葉の意味を考える事が多くなったと言った方が良いのかもしれません。
WHOの定義は解りやすく納得のできるものですが、日常的に遭遇する「健康」という言葉は多種多様、多彩ではないでしょうか。厚生労働省に「健康日本21」という私達国民の健康対策があり、さらに「健康増進法」も登場してきました。
そして、この会「歯と口の健康を守ろう会」もこの趣旨にのっとっていると思います。この機会に、多くの方と生体の重要な組織の1つである口腔内のことを考え、歯と口を通じて少しでも体も心も健康になるように活動して行きたいと思います。