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去る2005年9月24日〜25日、2日間の日程で、北海道大学の交流会館(札幌)において「第38回日本歯科衛生士学術大会」が開催されました。
第1日目の講演は、愛知学院大学歯学部(日本歯周病学会理事長)の野口俊英教授による「歯周病と全身疾患との関係−口腔の健康と全身の健康を目指して−」と題する講演でした。興味深かった事柄は、歯周病がリスク因子となる全身疾患と、歯周病のリスク因子となる全身疾患とに分類されて説明されたことでした。これらの基調になる考えは、1996年、アメリカにおいて「Periodontal medicine」と定義づけられた「歯周組織の健康/歯周病と全身の健康/全身疾患との相互関係を確立するために、多くの新しい有用な情報を蓄積することを目指した歯周病学会の新しい分野」からきています。他は会員による17題の口演発表がありました。
第2日目は、「これからの歯科衛生士業務への提言」と題して、歯科医療研修振興財団理事の宮武光吉先生が座長を務めるパネルディスカッションがありました。パネルディスカッションに先駆けた講演では、「歯科診療所における予防業務の実施状況と課題」と題して、日本大学歯学部医療人間科学教室の尾崎哲則教授が全国の歯科診療所における予防業務がどれくらい実施されているかを調査されました。興味深い報告にPMTCやフッ化物塗布を実施している歯科診療所の数は僅か(継続的なPMTCは実施されていない。フッ化物塗布は50%以下の実施であるなど)とのことでした。
引き続いて、当ホームページ(あなたの街の歯医者さん)でも医院名が記載されている三上直一郎先生(東村山市開業)の「歯科診療所におけるセルフケアとプロフェッショナルケアのバランス」と題した講演がありました。ここでの歯科医師の役目は主に対症療法の治療を、原因除去療法の予防や指導は歯科衛生士の役割とし、患者さんのセルフケア確立支援とプロフェッショナルケアによる口腔内健康維持が歯科衛生士の重要な責務であると述べられていました。他には会員による37題のポスター発表がありました。
今回、深川は職域(第一生命歯科診療所)に勤務する歯科衛生士として、
「職域における歯科保健サービスの取り組み−職員のニーズに基づくRoutine checkup−」と題するポスター発表をしました。当社は2年前より英国保健省NICEのガイドラインを基に、セルフケア能力の向上支援を目指した持続性のある健診システムを構築し、実施しています(Routine checkupといいます)。
今後の歯科医療の発展は、職種別による縦割りの活動ではなく、職域、市中の歯科医院、大学病院、行政など横の繋がり(ネットワーク活動)が重要であると思われました。
歯科衛生士 深川 優子
東京でもブームとなっている札幌発信のスープカレーです(北海道大学近くのお店「心」より)辛さのレベルが100まであるのが特徴です。
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